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食べ物のこと(始めに)

 

 

 

「アルで使ってる食材、いいものなのに全然伝わってないから紹介しなよ」とアドバイスを受け、ブログを書くことに。

 

小さい頃からのアトピーで、大人になっても治らず、

少なからず食べ物に興味を持っていたわたしですが、

 

食材のことに触れるまえに、

自分のスタンスを見直したく、この文章を書いています。

 

食べ物に関わってきてから、思うこと。

 

「食べ物は精神に関係している」

 

ということ。

 

「なんとなく」食べているとき、なんとなく生きている。

「頑なに」食べているとき、頑なに生きている、

部分があるかもしれない。

 

頑なに食べていた時、わたしは考えも、人間関係もすごく狭かった。

頭の中は、常に「いい」か「悪い」だった。

 

そんな時、あるオーガニックカフェで、「どんなに牛乳が身体に悪いか」を(あんまり興味なさそうなお客さんに)延々と話しているお店の人を見た。

 

「ああ、ヤバ」と、我に返った瞬間だった。

 

わたしもあんなかも、と。

 

人に食べ物、食べ方についてああしなさい、これがいい、と言われたら、妙に残る。

 

(「人の食生活と性生活には口を出すな」は名言だと思う)

 

栄養学や数値は確かにある。

 

だけど、それだけではないんじゃないかな、と思う。

 

「生きること」が「食べること」ではないように、それらは全てただ絡み合っていて、そして、他の事と同じように存在している。

 

すげえいいものばかりを食べていながら、生きるのが苦しそうな人を知っている。

 

「クリアコーラうめえ」と言いながら、超楽しそうに生きている人を知っている。

 

だから。

(すでに当たり前になっていて)自分なりの安全基準のようなものがありながらも)

わたしは、「おいしさ」を大切にしている。

 

おいしさ、って

素材や作り方だけじゃない。

 

作る人の心持ち(これは化学変化を起こす)、食べる人の記憶も、あるかもしれない。

 

まだまだ自分でも

あやふやなところもありつつ、

 

わたしの思う、心と身体においしい食べ物について

 

考えていこうと思います。(次回から)